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Webとか英語とか育児とかに関する雑記

伝えたいことを伝えるための構成力

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photo by Peter Zuco

普段、基本的にパソコンに向かってプログラミングしていることがほとんどで、文章を書くという機会が極端に減った気がする。

 
とりあえず、毎日ブログを書くことで文章を書くことの練習をしてみようかな。
 
プログラミングばかりしていると言ったが、プレゼンをする機会はちょいちょいある。
 
相手にうまく伝えるためにはその構成がとても大事な気がする。
 
特に20分を超えるプレゼンとなると、話題がいくつか入ってくることが多く、それらをうまいこと関連付けて話すことが難しい。
 

破綻しにくい構成

トップダウンボトムアップという2つの手法がある。
 
トップダウンの場合:
  1. まず何を一番伝えたいかを考える
  2. そのためにはどんな具体例を上げていけば良いか考える
ボトムアップの場合:
  1. 話したい色々なトピックを列挙する
  2. それらをまとめて、何が結局伝えたいかを考える
自分はたいてい後者で始めてしまい、破綻することが多い。
トップダウンな考え方、重要だ。
 
今回のこのブログも完全に見切り発車なので何を言いたいのかハッキリしないまま書いている。
 
ブログなんてそんなものだ、と言えばそれまでだけど、やっぱライターと呼ばれる類の方々はちゃんと構成を練ってから書き始めるのだろうか。
 
なんだかんだ、読み手、聞き手が知りたいのは内容であって、僕らがどんなに構成を工夫しようと、ほとんど気にしていないような気もする。
 
ただ、良い構成の場合は文章がスッと身体に入ってきて、気持ちよく読むことが出来るのかもしれない。
 
今度記事を読むとき、そういう視点で見てみようかな。

DMM英会話を半年続けてみた所感

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photo by Sudheer.

意外とDMM英会話を始めてからもうすぐ半年経ちそうなので、ここまでのことについてまとめてみる。

何か変化があったか

もともと英語は苦手科目だった。
とは言え大学受験には必須だったため学生時代に一番勉強した科目でもあった。
けど、当時はどんなに勉強しても英語力はなかなか伸びなかった。
今思えば、それは
  • 単語の勉強
  • 長文読解
を繰り返し、とにかく自分は英語を勉強したという満足感で英語への不安を取り除こうとしていただけだったように思える。

英語がちょっと好きになった

DMM英会話を始めてから自分の中で変わったと思うのは、英語のことがちょっと好きになってきたということ。
今でもそんな対して英語が出来るわけではないが、明らかに昔よりは上達したという実感があるからかもしれない。

スピーキングから始まる正のループ

確実に言えるのは、「英語を話すこと」は楽しい。
リーディングもリスニングも自分にとっては結構苦行だったけど、スピーキングは唯一楽しいと思った。
そして、英語が話せるようになってくると、リスニングの重要性に気付いた。
喋れても相手から返ってくる言葉が聞き取れなくて会話が続かないからだ。
そういうモチベーションでリスニングの勉強をすると、これまたちょっと楽しい。
スピーキングを鍛えたことで、おそらくリスニング能力も多少上がっているというのも理由の一つかもしれない。
人間、自分で発音できない音は聴き取ることが出来ないとどこかの本で読んだことがあるから、きっとそうだ。
そしてリーディングも昔よりは苦でなくなった。
スピーキングを練習していると、「英語の文章を流暢に発音したい」という欲が出てくる。
噛まずに、滑らかに、抑揚をつけて音読したい。
英語の文章を読むとき、心の中でそれを発音しつつ、うまく喋れるかどうか確認している自分がいる。
これは明らかにスピーキングによる副産物だと思う。

どんな感じでレッスンを受けていたか

自分はDMM英会話の中の一番安いプランを選択している。
  • 4,950円/月
  • 1日1回まで
  • 1回25分
というプランだ。
1ヶ月=30日という計算でいくと、毎日受けて25分で165円
英会話業界としては破格な安さだと思う。
オンライン英会話でなく、英会話教室に通う場合、一コマあたり5000円くらいかかるので、そのお金でひと月分支払えてしまうという恐ろしい価格設定だ。
自分は、正直毎日やってたらしんどくなって続かない気がしていたので、月水金で受けると決めていた。
だいたい朝7:00からレッスンを受けている。
週3日だと、一コマあたりの単価は380円くらいになるが、まぁ仕方ない。
無理せずに続けることが大事だと思っている。
(去年までは実は月3,950円だったんですけどね。。まぁさすがに安すぎたのでしょう。)
25分という時間は意外とちょうど良いと思っている。
いい感じに話が弾んで楽しい気持ちのまま終えることが出来るので、次につながる。

講師陣の質

これに関しては、やはり色んな人がいる。

ひとつ言えるのは、アメリカ人とかイギリス人はほぼいない。(まだ見たことない)
フィリピン、セルビアあたりが多い。
ただ、フィリピン人でもセルビア人でも発音が綺麗な人はいくらでもいる。
なので、もはや国籍はあまり関係ないと思う。

性格もそれぞれで、すごいテンション高くて常に面白い先生もいれば、聞き上手で、言葉に詰まってもじっと待ってくれる先生もいる。

人によって合う合わないはあると思うけど、基本的に自分が良いなと思った先生は皆良いと思っていて、人気が高いことが多い。

お気に入りの先生を5人くらい見つけて、自分のスケジュールにある人をその都度予約する感じが良いと思う。

最初は、お気に入り登録数が極端に高い先生を選んでおけば、まず間違いないと思う。

講師陣は皆現地に住んでいるので、なかなかスケジュール的に合わないことも多いけど、5人くらいお気に入りの先生がいると、誰かは予約が取れる。

教材

DMM英会話ではWeb上にオンライン教材を用意してくれていて、その教材を見ながらお互いスカイプで会話する。
自分はだいたいデイリーニュース初級編を利用している。

語彙の確認 → 本文の音読 → 質問 → ディスカッション

という流れ。

本文の音読は、発音を真似したいので、先生の後に一文ずつ追っかけて読むようにしている。(Repeat after me. というやつ)

基本的にはディスカッションに多く時間を費やしたい。

英会話を始めたきっかけ

サンフランシスコで行われるWeb系のカンファレンスに参加したかったというのが大きな理由。

自分の勤めている企業では、海外主張のためのTOEICボーダーが設けられており、TOEICの点を上げる必要と、現地で喋るための能力が必要だと思っていた。

DMM英会話はまさに「現地で喋るための能力」を身に付けるために始めた。

そして何やかんやTOEICの点も上がり、めでたく先月、サンフランシスコ出張に行ってきた。

自分の英語がちゃんと現地でも通じるということが分かり、嬉しかった。

海外出張に行ったことで目的を果たしてしまったが、DMM英会話はまだ続けている。

英語はやっておいて損することはまずないし、確実に今後必要になってくるからだ。

学んだことを活かせる機会を増やし、モチベーションを維持しつつ続けていきたい。

本を読むということ

基本的に、意味のないことをするのが嫌いだ。
 
本を読むことに関して言うと、
という感じ。
 
 

各ジャンルについて分析してみる

マンガ、小説を読んで意味があるのか?と聞かれると、その読んでいる瞬間は楽しめるという点で意味はある。
マンガは最近だとキングダム、嘘喰い
小説は特にミステリーが好きで、これはどういう意味だったのか?と考えさせられる系が好き。
 
 
自己啓発本は正直胡散臭くて苦手。
自分でやるべきことはだいたい分かってるし、「○○するための方法」とか、ホントに当たり前のことしか書いてないことが多い。
これは自分の中では、読んでて時間の無駄だと思っている。
 
 
技術書は基本的に読まない。
ネットで調べたらたいていのことが載っているし、噛み砕いた表現で記事にしてくれてる人はたくさんいる。
入門系の本も、ネット上の入門記事で十分だと思う。
実際に手を動かしてみることのほうが何倍も理解スピードは速い。
本を読むことで無駄な達成感を得てしまうことが好きじゃない。
 
「自分はこれだけ読んだんだ!」という無意味な自信のみが残り、半年後には何も残っていないパターンはあるあるだろう。
 
「本当にネットで調べても理解できず、複数人体制でそれに関する本を輪読してみる」場合に関して、効果的な気がする。
複数人で読むことで、普通だったら挫折してしまうような本を何とか読み切ることができる、と同僚は言う。
 
それは確かにそうだな、と思う。
 
 
UX系の本を最近多く見かける。
結構人気があるような気がするが、正直当たり前のことしか書いてなくて、まさしく「読んだ」という達成感しか残らない。
 
一方、UIデザインの本はそれなりに意味があると思う。
色彩だったり、レイアウトだったり、新しい知識として得られるものも多いだろう。
インスピレーションを得て、その場で仕事に活かすこともできるかもしれない。
 
ただ自分の場合は、やはりネットで検索して実物のイケてるサイトを何個か見ても、同じ効果を得られると思っている。
 
 
人によって、もちろん思うことは様々だと思うので、全く逆側の意見の人の話も聞いてみたい。

フロントエンドという領域の不明確さ

フロントエンドとはどこまでのことを指すのだろう?

 
仮にユーザーが接するインターフェースを作成している部分とすると、その責務を遂行するための技術はかなり変わってきている。
 
Webにおいて、ユーザーが接するインターフェースとはブラウザである。そしてそこに表示されているのはHTMLである。
 
従来、サーバーサイドで(PHPやらRubyで)HTMLを構築し、それをクライアントサイドに返してブラウザに表示していた。
 
それが現在では、サーバーからは必要なデータのみAPI経由で返し、クライアントサイドで(JavaScript)でHTMLを構築する流れが主流になりつつある。
 
JavaScriptは画面の装飾だったり、軽いDOM操作を行うためのものとして、エンジニア以上にデザイナーが触ることも多い。
 
サーバーサイドで頑張ってきたエンジニアと、デザインとマークアップ周りで頑張ってきたデザイナーのちょうど中間に、それは位置している。
 
どちらがやるべきか?という議論はひとまず置いておく。
 
今回問題にしたいのは、どちらもやってないというパターンが結構多いのではないかという話。
 
 

SPAの存在

フロントエンドの技術の速さについて色々記事が上がっているが、その中核を為しているのはシングルページアプリケーション(SPA)だと思っている。
 
SPAを構築するために様々なフレームワーク(ReactとかAngularとか)が出てきたし、その煩雑さを解消するためにCommonJSスタイルの実装が必要となっている。
 
そこでbrowserifyやWebpackといったブラウザ用にコードを変換するツールが出てきて、もはやNode.jsをクライアントサイドのために使う時代になっている。
 
従来のフロントエンド開発とはずいぶんかけ離れたものである。
 

なぜ、フロントエンド格差が生まれるか

 
やはり起因はSPAだと思っていて、例えば企業のランディングページだったりキャンペーサイトを量産するような仕事ではこれらの技術は正直使いどころがないだろう。
 
そして、思うに、従来のサーバーサイドでHTMLを構築するスタイルでも、正直ユーザーからしたら普通にストレスなく使うことができるため、そもそもSPAに移行する必要はないのではないか?という層が一定以上いる気がする。
 
SPAになるとルーティング等もすべてクライアントサイドで行うので、色々と考えないとならない点が増える。(権限周りとか、データの持ち方とか)
 
そういった工数的なコスパ問題から、従来のままで良いと思う層がいるのは、まぁ当たり前かなとも思う。
 
そしてフロントエンド技術の知識差がどんどん拡大していっている。
 
一昔前、テーブルレイアウトで人々はWebベージを構築していた。
そこにCSSという技術が突如現れ、テーブルレイアウトを駆逐していった。
 
それと同じような波が来ていると感じているが、その波に気づいてない人もまた、大量にいるという印象。
 
エンジニア「JSでしょ?自分には関係ないかな!」
デザイナー「自分、jQuery止まりなんで…」
 
という感じで双方我関せずなパターンが多い。
 
どうしたもんですかね。